日本一家事をしない専業主婦と噂のミャーキーです
家を建てて掃除をする範囲が広くなったのを機に、ロボット掃除機を購入しました。
今やロボット掃除機は高級品ではなく、さまざまなメーカーからさまざまな機能のものが出ています。
購入するまでにかなり悩みました。
購入したのはエコバックスというメーカーから出ている「OZMO 920」という機種。
この機種は、一台でオールマイティーな使い方ができる高機能ロボット掃除機です。
もうすぐ使いはじめて1年。
機能面でのレビューや、約1年使用して感じたメリットやデメリットを詳しく書いたので、購入を悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
ECOVACS DEEBOT OZMO920の概要
ECOVACS DEEBOT OZMO 920はマッピング機能、水拭き機能を兼ね備えた高機能ロボット掃除機です。
色はブラックのみ。
表部分には電源ボタンがついており、スマホがなくても自動清掃は可能です。
フタを開けると主電源があり、ダストボックスと掃除用ブラシが入っています。
OZMO 920にはゴミ収集機能は備わっていないので、自身でダストボックスを取り外して捨てる必要があります。
ダストボックスは水洗いも可能です。
水拭き用のタンクはボタンを押すだけでスムーズに着脱できます。
水拭き機能を使用するときには、このタンクの裏にモップのアタッチメントを取り付けます。
モップのアタッチメントの着脱はやや固めです。
特に外すときに壊さないように慎重に行なっています。
付属品の詳細がわかりづらいのですが、楽天公式ショップで購入した際の付属品は以下です。
- 本体
- 充電スタンド
- 電源アダプター
- 使い捨て不織布モップ 6枚
- 替えのサイドブラシ 2つ
ECOVACS DEEBOT OZMO920 一年使って感じたメリット
一年使ってみて、もうDEEBOT OZMO920のない生活なんて考えられないくらい、メリットだらけの生活をさせてもらっています。
マッピング機能が優秀で、掃除残しがほぼない
我が家には1歳の子どもがいます。
床に寝そべったり、床で遊ぶことはしょっちゅう。
でも、ホコリを気にしなくていいんです。
OZMO920が勝手にやっといてくれるから♪
ロボット掃除機がなければ、ホコリを気にしてイライラしながら掃除機をかける生活を送っていたと思います。
ロボット掃除機って吸い残しが多いんじゃない?
全然!わたしが掃除機かけるよりキレイにしてくれるよ♪
ロボット掃除機は吸い残しが多い…そんなことを聞いたことがあるかもしれません。
わたしも噂で聞いたことがありますが、毎日隅から隅まで掃除機をかけるのも難しいので、自分で掃除するのと変わらないだろうと思って気にせず買いました。
でも、それはOZMO920を侮りすぎていました。
雑なわたしが掃除するより、遥かにキレイに掃除してくれます。
ECOVACS公式 DEEBOT OZMO 920 商品ページにも記載してありますが、マッピングシステムでの清掃は理論上は掃除残しなしなのだそうです。
ただ、ロボット掃除機全般によく言われるように、部屋の角になっているところの掃除は苦手なようです。
気にしたことはないのですが、試しに角を触ってみたところ確かに他の面に比べ、指にホコリがつきました。
目にみえるようなホコリが溜まっているということはありません。
気になる場合は角だけほうきで掃いて、ゴミを吸いやすいようにしてあげると良いと思います。
- 自動的にレーザーマッピングで家の間取りを記録
- 2階建て以上でも1台に登録可能
- 家具も感知して記憶する
ちなみに清掃開始・終了時には音声でお知らせが流れますが、デフォルトの設定だと英語かつ大音量でびっくりするのでお気をつけください(笑)
日本語への切り替えと音量調節は可能です。
吸引と水拭きが同時に行える
エコバックス独自の革新的な電動ポンプと水タンクを搭載し、水量を調整しながらモップ掛けと吸引を同時に行うことで、床の微細な塵やホコリをすっきり綺麗に拭き上げます。
ECOVACS公式 DEEBOT OZMO 920 商品ページより
水拭きをしたいときに、吸引と同時に行えるってすごくないですか?
2回動かす必要がないので、超時短になります。
特に場所の指定がないときはなんと操作はワンタッチのみ。
ワンタッチで吸引も水拭きもやってもらえるんです。
水拭きを手軽に行えることで、我が家の床はいつもサラサラです。
収納スペースも1台分で済むので、場所やコンセントが少なくても大丈夫。
でも正直、使うまで半信半疑でした。
水で濡れたホコリのかたまりでかえって散らかったりしないかな?
なんて心配していたのですが、そんなことは1年使って一度もありませんでした!
髪の毛などのゴミすら滅多につかないくらいです。
吸引が非常に優秀ということだと思います。
ゴミ捨てがしやすい
ダストボックスの中でゴミが凝縮されてかたまりになってくれているので、ゴミ捨てがしやすいです。
ダイソンのスティック掃除機を持っていますが、そちらはゴミがパラパラなので、ゴミ捨ての際に塵が舞うのに結構気をつかわないといけないのですが、これはそこまで気をつかわずにパパッと捨てることができます。
アプリが使いやすく、侵入禁止エリアの設定ができる
自動清掃ならアプリがなくてもできますが、アプリを活用するとさらに便利です。
掃除中はそれなりに大きな音がするので、朝の買い出しや子どもとのお散歩中にお掃除ロボを稼働させることも多いのですが、うっかり忘れることもしばしば…。
そんなときはアプリを使えば、出先からもお掃除ロボを稼働させることができ時間を無駄にしません♪
その他、アプリからは様々な設定が可能です。
観葉植物やコレクション棚にぶつかると困るなぁ
大丈夫!掃除して欲しくないエリアを細かく指定できるよ
仮想境界線という侵入禁止エリアを設定することが可能なのですが、これがとてもありがたい機能です。
このように、お掃除ロボに通って欲しくないところを指定すれば、その部分は避けて通ります。
また、アプリから操作すれば指定した部屋だけを掃除することもできます。
ドライヤーを使って髪の毛がいっぱい落ちたから、洗面台のある廊下だけ掃除したい
リビングは物が散乱してるから、片付けてる間にキッチンから順番に掃除してほしい
こんな使い方ももちろんOK♪
このエリア分けも自動で作成してくれます。
自動作成の後に自身でさらに細かく分けたり、結合させることも可能です。
Aだけ掃除をしたい、A・B・Cだけ掃除したいという指示もできるので便利です。
- 複数マッピング記憶
- タイマー設定
- 水量や吸引力の設定
- 特定の部屋を指定して清掃
- 特定の範囲を指定して清掃
- 侵入禁止エリアの設定
- 水拭き禁止エリアの設定
色がブラックしか選べないので本体をマメに拭ける
ブラックしか選べないというのは人によってはデメリットになると思いますが、小さな子どもがいて、なおかつズボラなわたしにとっては大きなメリットです。
ホコリの目立たない色を選んでいたら、拭き掃除なんてしないタイプです
でも、子どもがイタズラするのでホコリまみれにはしておきたくありません。
ブラックでホコリが目立つことで、わたしにしてはマメに拭き掃除ができているので子どもを守れているかな、と思うのです。
最初はホコリの目立たない白が選べたらいいのにな〜と思っていたので、メリットに変わるとは思っていなかったですが、結果よかったです。
Amazon Echoなどのスマートデバイスに対応
我が家ではスマートデバイスを導入していないので詳しいレビューはできませんが、Amazon EchoとGoogle Homeに対応しているので、連動すれば話しかけるだけで自動清掃を開始することができます。
ECOVACS DEEBOT OZMO920 一年使って感じたデメリット
ほとんどはわたしがズボラすぎることが原因ですが、デメリットもいくつか感じています。
掃除機の掃除が必要
ル○バを使っている知人も同じことを言っていたので、これはOZMO 920のデメリットではなくロボット掃除機のデメリットだと思いますが、掃除機を掃除しなければなりません。
使用して半年ほど経った頃に、ダストボックスのフィルターを掃除するように警告が出ました。
開けてみたら結構ホコリが詰まっていました。
今まで掃除機を掃除するなんて考えたこともなかったので衝撃でした。
それとも、掃除機を掃除する発想のなかったわたしが衝撃的人物なのでしょうか?
毎日の掃除を代わりにやってくれるロボットの掃除が半年に1回と考えたら、手間なんて思っちゃいけないですけどね!
2階に運ぶのが面倒臭い
マルチフロアマッピングに惹かれて購入したものの、2階へ運ぶのが面倒になり、今では1階でしか使っていません。
2階で使うということは、1階で使いたいときにまた1階へ運ばなければならないのです。
コンセントを外して2階へ持っていき、使ったらまたコンセントを外して1階へ…あー!無理です。面倒です。
自分のズボラさを見誤っていました。
2階にもう1台買いたいところだけど、そんな贅沢する余裕はないから、スティック掃除機で我慢してるよ〜
タンクの掃除ができない
モップ用の給水タンク、開くのはここだけです。
余った水を捨てにくいし、何より内部の掃除ができません。
水を捨てるのは諦めています。
どうしても掃除をしたいときは水と漂白剤を入れて放置した後、何度もすすぐしかないかなと思います。
わたしはタンクの掃除をするのが嫌なので、モップがけするときは少なめに水を入れて、タンクに水を残さないようにしています。
掃除中の音が少しうるさい
テレビを見ている間に掃除をしてほしいという場合、字幕でないと聞き取りづらいと思います。
他のことに集中しているときは特に気になりませんが、テレビは難しいのでタイミングによっては使いたいときに使えない場合もありますね。
モップの取り外しが面倒臭い
フローリングに設置しているので、濡れたモップをそのまま放置できません。
使うたびすぐ外すのが面倒です。
外出中に使うと、帰宅してから外すのを忘れた!なんてこともありました。
水拭きはなくてもよかったかなと思ったりもしますが、自分で拭き掃除…となったら水拭きなんてしないこと間違いなし。
ないとないで、「あればよかった」と思うのは必至なので、わたしのズボラすぎる性格が悪いだけなんですけどね。
ちなみにモップだけ外すのが面倒なので、水拭き後はタンクごと外して濡れても大丈夫な場所に置いています。モップはたまに洗います。
マップがたまにズレる
清掃の途中で何かに引っかかったりして止まってしまうと、マップがずれてしまうことがあります。
復元できないときはまた自動清掃でマッピングし直さなければならないので、ときどきストレスに感じることも。
OZMO 920はカーペットや子供用のジョイントマットに乗り上げて掃除をしてくれる機能はついていますが、毎回ではないもののコードには引っかかりやすいです。
同じ場所で引っかかるようであれば、このように仮想境界線を設定してお掃除ロボが通らないようにすればこのデメリットは解消します。
あとは、掃除をしてもらう前に靴下などが落ちていないか確認することも大事です。
まとめ|OZMO920はかなり優秀でコスパ最強のロボット掃除機!
わたしがズボラすぎるゆえ、1台で家を丸ごと掃除することは適わなかったけど、本当に買ってよかった掃除機だよ!
機能が少なくていいから、2階にもう1台ロボット掃除機がほしいけどね
デメリットもいくつかありますが、かなりコスパの良いロボット掃除機だと思います。
ですが、わたしと同じくらいズボラだという自負がある方は、フロアごとに1台ずつ購入するのがおすすめです。