マットの洗濯が面倒!でもないと困るよね…?
わたしは全部捨てちゃった!
インテリア性を高めてくれたり、寒さ対策にもなるラグやマット。
あると便利な面もありますが、一方で掃除や洗濯が面倒に感じたことはありませんか?
わたしは、あります。
というより、マットを洗うのが嫌すぎて、そこにマットが置いてあるだけでストレスを感じるようになりました。笑
- 掃除機で吸いきれないゴミが残る
- どんどん黒ずんで不潔
- 他の洗濯物と一緒に洗いたくない
- 洗濯のタイミングが難しい
- 大きいものを洗うにはお金がかかる
わたしはラグやマットを捨てたことでストレスが減り、毎日過ごしやすく快適です。
ですが、ラグやマットを捨てることでデメリットの方が大きくなる人もいるかと思います。
そのあたりも踏まえて、ラグやマットを捨てた暮らしについて書いていきます。
- ラグ、マットを手放すことのメリット
- ラグ、マットなし生活の実態
- ラグ、マットを捨てる前の注意点
ラグやマットを手放したことで得た5つのメリット
家の中でマットを敷く場所は玄関・洗面所・お風呂・キッチンなどがありますね。
また、リビングにはラグカーペットを敷く人も多いかと思います。
わたしも以前は玄関以外にマットを敷いていましたが、今は手放しました。
マットを手放したことで得られたメリットは5つあります。
洗濯しなくていい
ゴミがついたまま洗濯すると排水口が詰まる可能性があるので、掃除機やコロコロを使ってある程度きれいにしてから洗濯機に入れる必要があります。
洗濯したいだけなのに手間が多く、時間もかかって嫌ですよね。
干すにも場所を取るので、マットを干している間は他の洗濯物が洗えない不便もありました。
洗濯するのが1番のストレスだったので、「洗濯をしなければならない」という意識が0になったのはわたしにとって1番のメリットです。
特に大きなラグは洗濯機に入らない場合はコインランドリーで洗う必要があり、お金もかかります。
掃除がしやすい
今はロボット掃除機がありますが、自分で掃除機をかけていたときはラグやマットが邪魔になっていました。
マットの段差のあたりにゴミの吸い残しがあることも多々。
マットなら掃除機をかけるたびにズラして掃除しなければなりませんが、トイレマットや汚れやすいキッチンマットは触るのが嫌でした。
今はマット類がないのでロボット掃除機もスムーズに掃除をしてくれます。
うちで使っているロボット掃除機は水拭きしながらゴミも吸ってくれるタイプなので、もしラグやマットがあったらそのメリットも打ち消してしまうこととなっていました。
うちで使っているロボット掃除機についてはECOVACS DEEBOT OZMO920を1年使って感じたメリットデメリットでレビューしているので、もしロボット掃除機の購入を考えている方はよかったら参考にしてください。
節約になる
マットは汚れやすく、洗っても黒ずみなどは落ちにくいので何年も使うようなものではありません。
ホームセンターや100均でも売っていますが、デザインや素材にこだわると数千〜数万円はしますよね。
お金の節約だけじゃなく、探す時間の節約にもなります。
アレルギーの心配が減る
吸い取ったゴミが見えるサイクロン式の掃除機に買い替えたときに気づいたのが、カーペットはホコリの温床だということ。
こんなにホコリにまみれたところに自分は寝転んだりしていたのかとショックでした。笑
ただ、カーペットにはホコリが舞うのを抑える役目もあるので、こまめに掃除ができない場合はカーペットを手放すことが逆効果になる可能性はあります。
うちではロボット掃除機で毎日部屋全体の掃除をしている他、空気清浄機も使っています。
部屋が広く見える
カーペットを捨てたら、同じ部屋とは思えないほど広く見えるようになりました。
使っていたのはホワイトなので、スッキリ見えると思っていましたが、なくなるとさらにスッキリ広々とします。
ラグ・マットを捨てたことによる暮らしの変化と、捨てる前の注意点
ラグ・マットを捨てるために暮らしのスタイルを変えたことがいくつかあります。
暮らし方はそのままにラグマットだけ捨てるというのは、わたしには難しかったです。
その変化を受け入れられるか(家族に同意を得られるか)捨てる前に考えてみてください。
ラグなし生活
- 床生活 → ダイニングテーブル、ソファー生活へ
- 水拭きと吸引を同時に行えるロボット掃除機の使用が可能
ラグを処分するとこれまでのような床生活では快適に過ごせないので、ソファーの購入を決めてから処分しました。
床に座って食事をすることもやめ、ダイニングテーブルを購入しました。
わたしは実家暮らしの頃から30年以上床生活を送ってきたので、ソファーやダイニングテーブルを使う生活は少し不安でしたが、実際に使ってみるとソファーの方がくつろげるし、ダイニングテーブルの方が食事がしやすいことに気がつきました。
ソファーはリクライニングできるタイプを購入したので、悪い姿勢でゴロゴロすることがなくなったのも良い変化でした♪
大きくて洗濯するのが1番大変で、掃除機をかけるにも上にテーブルが置いてあってつい適当になりがちなのがラグだったので、捨てたときは本当に気持ちがよかったです笑
- 床生活を好む人は座椅子やソファーの購入を検討したほうがいい
- ホコリが目立ちやすくなるので、マメに掃除をする必要がある
- 子育て中で2階以上の賃貸物件に住んでいるなら、下の階に迷惑にならないか要注意
キッチンマットなしの生活
- フローリング → フロアタイル
- キッチンの拭き掃除のついでに床をふくだけ
揚げ物など油ハネの多い調理をしたときにはIH周りも汚れるので、都度ふき掃除をします。
最後に床もふいて終わりです。
家を建てるときにキッチンの床をフローリングではなくフロアタイルの床にしたので、汚れは気になりません。
ガスコンロからIHに変わったこともあり、油ハネも少ないのだと思います。
数あるマットの中でもキッチンマットは一番汚れやすく掃除や洗濯が面倒だったので、キッチンマットの手入れを考えなくていい現在は気持ちがすごく楽になりました。
だけど捨てるのを早まって失敗したことも…
キッチンマットを使っていたのも、捨てたのも賃貸住まいのときです。
賃貸のときはキッチンがフローリングだったので、キッチンマットを捨ててからは揚げ物をするたびに古紙を床に敷いて汚れを防止していたのですが、シンク前の床の汚れがかなり目立つようになりました。
ガスコンロだったので、炒め物でも油ハネが多かったことと、汚れを踏んだスリッパで歩き回っていたことが原因だと思います。
それでもわたしは床をみがくよりキッチンマットの洗濯のほうがずっと嫌だったので、捨てたことを後悔したことはないのですがシンク前まで新聞紙を敷けばよかったと後悔しました。
- マットがなくても冷えないか確認する
- 硬さで足腰が痛くならないか確認する
- 汚れ対策を事前に考えておく必要がある
バスマットなしの生活
- 毛足のあるバスマット → 珪藻土バスマット
- 気が向いたときに洗って陰干し
- 数年に1度ヤスリがけ
バスマットを完全になくす生活は合わなかったので、洗わなくていい珪藻土バスマットを購入しました。
バスマットを捨てた人の話でよく聞くのは、その日洗う予定のタオルを入浴中だけマット代わりに敷くと浴室で足の裏まで全部ふいてから出るとか…
わたしも試してみたものの、どうしても不便に感じました。
というか、小さな子どもを一人でお風呂に入れなくてはいけないので、無理でした。
なので、洗濯の必要のない珪藻土バスマットを購入することで洗い物のストレスを解決しました。
本当は毎回立てかける必要があるそうですが、面倒なのでいつも敷きっぱなしです。
ロボット掃除機は珪藻土マットにのぼって掃除してくれますが、段差の付近はゴミが残りやすいので数日に一度はロボット掃除機が通る前にほうきで掃いてゴミを吸いやすいように掃除しています。
珪藻土マットを使い始めて3年くらいで吸水性が悪くなったので、初めてヤスリがけをしました。
思ったより長持ちするので、珪藻土マットならストレスをほとんど感じません。
わたしが使っているのは楽天で購入したこの商品です。
4年半ほどでヤスリがけをしても速乾性が復活しにくくなってきたので、同じものを新しく書いました。
- 小さな子どもがいると難しいかも
トイレマットなしの生活
- トイレマットとスリッパを併用 → スリッパのみ
- 夫には座って用を足してもらう
トイレマットがあってもなくても、スリッパがないとなんか嫌なんです笑
トイレは掃除機では奥のほうまで行き届かないので、ほうきで掃除をしています。
そのためマットがあると一番掃除しにくい場所でした。
洗濯の必要がなくなったことより、掃除がしやすくなったことが嬉しいです♪
座っても尿は飛び散るという話を聞いたことがあるのですが、ときどき床のふき掃除をしても特に黄色く汚れたりはしていないので、夫にも協力してもらうことで最小限に抑えられているのかなと思います。
- 男性が座るのを嫌がると床みがきが大変
洗面マットなしの生活
- 洗顔は水がハネないよう気をつける
マットを使っていた頃はガサツに洗顔していたのを改めました。
ボウルに顔を近づけて顔を洗うようにすれば、床に水がこぼれることはほとんどなくなりました。
慣れると逆に以前のようなガサツな洗顔はできませんw
- 床に水がこぼれるなら使い方を変える、それでもダメなら都度床を拭く必要がある
まとめ|ラグ・マットのない生活が快適かどうかは自分の価値観次第
ラグやマットがあるだけでストレスになるほどお手入れが嫌で仕方なかったわたしにとって、ラグやマットを捨てた今の生活は快適そのものです。
1年以上ラグやマットのない生活を過ごしていますが、なくて困ったことは1度もありません。
掃除がしやすくなり、洗濯する必要もなくなる、つまり家事に取られる時間が大幅に削減できたメリットはかなり大きいです。
とはいえ、部屋の雰囲気を大切にしたい人にはラグは大切なインテリアの一部でしょうし、冷えや足腰の痛みに悩む人にとってはマットは大事なクッションの役割を担います。
あなたのライフスタイル、価値観を最優先にラグやマットが必要か考えてみるといいかもしれませんよ。
他にも捨てた「家事」をまとめた、名もなき家事リスト41選|負担を軽くするコツという記事も参考になると嬉しいです。
家事を楽に済ませたいあなたには、キッチン排水溝のヌメリを抑えて掃除をやめる方法という記事もおすすめです。