ピータッチキューブ3種類の中から、用途に合ったおすすめを紹介します
わたしは中級モデルであるPT-P710BTを購入しました。
PT-P710BTを買ってから1度も後悔していないので、710を推したい気持ちは強いですが、用途によっては宝の持ち腐れになるし、逆に物足りないこともあると思います。
そこで今回は、ピータッチキューブ3種類の中からどれを選べばよいかポイントをまとめました。
ものすごく簡単に言えば、
という選び方もあると思います。
わたしも最初はラベル幅のみで検討していましたが、ラベル幅だけで選ぶと後悔するかもしれません。
悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
最初に300を購入検討し、次に710を購入検討し、最後に910も購入検討し、最終的に710を選んだわたしがそれぞれのデメリットを解説するよ!
3種類あるピータッチキューブの違いを比較
まずは性能面の違いを見ていきましょう。
製品ごとの違い | PT-P300BT | PT-P710BT | PT-P910BT |
---|---|---|---|
価格 | ¥5,326 | ¥11,582 | ¥25,045 |
本体サイズ | 115×61×115㎜ | 128×67×128㎜ | 138×94×138㎜ |
電源方式 | (充電器別売) | 単4電池×6本充電式 | 充電式 |
ラベル幅 | 3.5~12㎜ | 3.5~24㎜ | 3.5~36㎜ |
文字サイズ | 19サイズ | 23サイズ | 23サイズ |
作成方法 | スマホ | スマホ・PC | スマホ・PC |
解像度 | 180dpi | スマホ:180dpi PC:360dpi | 360dpi |
データ共有 | 可能 | 可能 | 可能 |
自動カット | 不可 | 可能 | 可能 |
QRコード作成 | 不可 | 可能 | 可能 |
テキストスキャン | 不可 | 可能 | 可能 |
翻訳機能 | 不可 | 可能 | 可能 |
ハーフカット | 不可 | 不可 | 可能 |
公式で詳細を確認 | 公式で詳細を確認 | 公式で詳細を確認 |
- QRコード
-
メーカーの説明書ページをQRコードに変換してラベルを作り、製品に貼っておくと困ったときすぐに読み取れて便利。また、ネットで購入している日用品などの在庫が切れたときのためにAmazonの商品ページをQRコードに変換するのも便利。
- テキストスキャン
-
カメラで撮影したものをテキストに変換してくれる機能。
宛名印刷などに便利。 - 翻訳機能
-
入力した文字を100以上の言語に翻訳してくれる機能。
おしゃれな英字ラベルを作りたいときなどに便利。 - ハーフカット
-
ラベルを完全にカットせず、スリットだけ入れる機能。
連続印刷のときでもラベルがバラバラにならないので作り置きに便利。
値段が上がるごとに性能が上がるのはもちろん、サイズも一回りずつ大きくなっていきます。
フォントデザインの数は3機種とも変わりません。
アプリで選べるフォントの他、スマホ・パソコンにインストールしてあるものであれば、好きなフォントが使えます。
ピータッチキューブPT-P300BTがおすすめな人
- 幅12㎜以下のシンプルなラベルシールやお名前シールが作れればいい
- 用途が限定的
- 値段重視
ピータッチキューブPTP300BTはなんといっても安さが魅力。
安くても基本性能は必要十分なので、お名前シールや書類整理など用途が限定的な人にはとてもおすすめです。
ピータッチキューブは内蔵フォントがおしゃれな上、おしゃれなラベルテープも豊富なので、選ぶフォント・ラベルテープによってはただ文字を印刷するだけで雰囲気あるラベルが作れます。
あまり凝ったデザインにすると幅が狭い分ゴチャついて見づらくなってしまう可能性はありますが、シンプルなのにおしゃれなデザインが好きな方は12㎜幅で十分満足できるのではないでしょうか。
ラベルテープ自体も12㎜以下だと1本あたりの価格が少し安めなので、ランニングコストも安く済むメリットがあります。
ピータッチキューブPT-P300BTの気になるデメリット・できないこと
- ラベルカットが手動
- 単4電池が6本も必要
- 欲しいテープカラーが選べない可能性がある
ラベルカットが手動
ピータッチキューブは電源を入れてから最初に印刷するときに必ず余分なラベルが排出されるようになっています。
PT-P300BTはオートカット機能がないため自分でボタンを押してカットするのですが、この余分なラベルに関しては手動でのカットができません。
そのためハサミでカットするようになります。
ハサミでカットすると直角にカットできないこともあるので、細かいことですが個人的には結構気になるデメリットです。
ただし、この余分なラベルが排出されるのは2回目以降の印刷からは設定で直すことができます。
余白を出さない方法
※300の場合は文言が「印刷後にテープ送りをする」になっているようです。
少しもったいないですが、1枚目は捨てるつもりで短いラベルを印刷すればこのデメリットは解消されますが少し手間がかかりますね。
単4電池6本必要
PT-P300BTはACアダプターが別売りなので、乾電池が6本必要です。
使いたいときに電池が切れて買い置きもない・・・なんてことになるとかなり不便。
せっかく本体を安く済ませるのに別売りのACアダプターを買うのはちょっと本末転倒な感じもしますよね。
ただ、互換性のあるACアダプターなら安く買えるので、長い目で見れば乾電池を買い続けるよりランニングコストが安く済みそうですね。
欲しいテープカラーが選べない可能性がある
12㎜のラベルテープ自体は種類が豊富で、12㎜幅しか選べないテープカラーも多いです。
ただ、おしゃれめなテープとなると24㎜以上しか選べなかったりするので要注意です。
人気のマットブラックなんかは12㎜は選べません。
インスタやHPなどを見て使ってみたいテープのカラーがあれば、本体を買う前にチェックしておくといいと思います。
ピータッチキューブPT-P710BTがおすすめな人
- そこそこおしゃれなラベルを作りたい
- 910は高すぎる
一番値段の安い300からすると倍くらいの値段がしますが、300に比較すると差額も納得できる高性能です。
一方、一番値段が高い910と比較してもパソコンで作れば解像度の高いラベルが作れますし、910の性能との差はそこまで離れていません。
価格と性能のバランスが非常に取れている機種だと思います。
テープカラーも24㎜以上でしか選べないマットブラックやクラフトなどおしゃれなテープも使えます。
わたしは24㎜ラベルを一番活用しているよ!
ピータッチキューブPT-P710BTの気になるデメリット・できないこと
- ラベル幅で選ぶと使わない機能が多い
この機種は実際に使っているので、主観の入ったデメリットになりますがご了承ください。
ラベル幅で選ぶと使わない機能が多い
24㎜のラベルテープが作りたかったから、710か910を選ぶしかなかった!!
そう、ぶっちゃけテキストスキャンやQRコードの作成はなくても良かったんです。
でも24㎜幅のラベルは作りたかった。
欲を言えば36㎜幅のラベルも作ってみたかった。
そんな理由で選んだので、PT-P710BTは正直使わない機能が多いです。
ただ充電式だったりオートカットだったりと、300BTとの差別化はかなりされているため使わない機能があっても価格には納得して買ったんですけどね。
QRコードはAmazonの商品ページで作ったら便利そうな気がするので、今度作ってみるつもり!
ピータッチキューブPT-P910BTがおすすめな人
- 36㎜幅のラベルを作りたい
- デザインにこだわりたい
- スマホで簡単にきれいなラベルを作りたい
- 業務で使用する
正直、710との性能の差が少ないわりに値段が高いという印象です。
ですが36㎜幅のラベルが作れる点や、スマホでも解像度が高いというのは捨てがたい魅力ですよね。
シャンプーボトルなど大き目の容器に貼るには24㎜幅ではやや物足りなさを感じたので、36㎜幅だとより魅力的なラベルが作れると思いました。
わたしはデザインセンスに自信もなく宝の持ち腐れになりそうだったので選びませんでしたが、センスと予算があれば910が欲しかったですね。
また、メッセージなど文章を印刷するには36㎜はあったほうが良いと思います。
36㎜あれば4行くらいのメッセージが印刷可能です。
ピータッチキューブPT-P910BTの気になるデメリット
- 36㎜幅のラベルテープの価格が高い
36㎜幅のラベルテープの価格が高い
ピータッチキューブPT-P910BTを選んだからには、36㎜幅のテープを買ってたくさん活用したいですよね。
でもラベル幅が太くなるにつれ、お値段も高くなってしまいます。
価格は変動したりショップによる違いはありますが、1本1,800円くらいします。
24㎜だと同じカラーが1000円前後で買えます。
12㎜だと800~900円くらいで大きな差はないのですが、36㎜になるといきなり値段が上がる感じがしますよね。
個人で楽しむために購入するなら、ランニングコストも考えて選んだほうがいいかもしれません。
初期費用がかかるだけなら910も捨てがたかったけど、ラベルテープの値段を知った瞬間、候補から外しました笑
まとめ|ピータッチキューブ3種類から用途に合った選び方
PT-P300BT、PT-P710BT、PT-P910BTの3種類を紹介しました。
わたしは機種ごとに紹介したデメリットがちょっと許容できるものではなかったので、最終的には価格と性能のバランスの取れたPT-P710BTを選びましたがとても満足しています。
最初は12㎜あれば十分だと思っていたはずが、結局は24㎜ラベルを一番よく使っています。
ここで選び違えると買い直すしかないので、後悔のないように注意して選びましょうね!
一緒にピータッチキューブでラベリングを楽しみましょう♪
わたしが購入したピータッチキューブ710で作ったラベリング活用事例集の記事もあるので、よかったら読んでくださいね。